橋本世紀男さんの俳句・川柳のご紹介 NEW 

在京宮崎県人会の維持会員で副会長でもある橋本世紀男(はしもと せきお)さんは都城市出身ですが、
俳号は「天水」、川柳名は「百遍捨一句」をお持ちで、俳句や川柳で数々の賞を受賞されております。
最近の受賞作品をご紹介いたします。

俳句) お隣も ベランダに出て 月の友
(「時雨忌(芭蕉忌)全国俳句大会 2018.10.8 テーマ句「友」 最高位の【芭蕉記念館時雨忌賞】(注)に入賞)

<評>今宵、名月。ベランダに出て月見をしていると、どうやらお隣もベランダに出て月見をしているらしい声がする。そんなに親しくしているわけではないが、今宵ばかりは心が通じるような嬉しさが。「ここにもひとり月の客(去来)」という気分の「月の友」だ。

(注)時雨忌(しぐれき)とは、松尾芭蕉の忌日である陰暦10月12日の季節が時雨であることにちなんで、この日を「時雨忌」とよびます。
東京都江東区にある芭蕉記念館では、芭蕉を偲ぶ句と四季雑詠の句を投句する全国俳句大会を「時雨忌」と称して毎年開催しています。
賞には芭蕉記念館時雨忌賞、芭蕉記念館賞、特選、入選および佳作があります。

川柳) 私だけ 読める日記の 余白です
(NHK学園全国川柳大会 2019.3.7 【大会大賞】に入賞)

<評>人間の魂は観念的には捨てさる事ができるが過去の生活感情を消しさることはできない。それは文芸の本質は真実を表現することにあるからである。また具象的、感情的に書かねばならないといわれているがその教示に応え得る短詩である。

詳細は【結果報告】第32回NHK学園全国川柳大会をご参照ください。