都城の焼酎「青鹿毛」が最高賞のGrand Gold受賞

スペイン国際酒類コンクール「CINVE 2021」日本酒・焼酎・スピリッツ部門の受賞酒が9月28日(火)に発表されました。

「CINVE」は2007年から開催されている政府公認の国際酒類コンクールです。2019年に日本酒・焼酎部門が新設されました。

「CINVE 2021」日本酒、焼酎、スピリッツ部門が、スペインの首都マドリードにある「ホテル・ヌエボ・マドリード」にて9月19日(日)に開催されました。スペイン国内外で活躍するソムリエやジャーナリストらで構成された17名の審査員により、およそ200種類の日本酒、50種類の焼酎、60種類のスピリッツを対象に、ブラインド形式で厳正なる審査がおこなわれました。

そこで都城市の焼酎メーカー「柳田酒造」の麦焼酎「 青鹿毛あおかげ 」が、スペインで開かれた今年のスペイン国際酒類コンクール焼酎部門で、最高賞となる「Grand Gold(グランドゴールド)」を受賞しました。

柳田酒造によると、青鹿毛は06年発売で、 焙煎したような麦の強い香りや風味が特徴。コンクールにはアルコール度数が25%の国内向けではなく、41%の海外向けを出品しました。

同社は麦焼酎や芋焼酎を手がけ、近年は従来の国内販売に加え、欧米や中国など海外市場の開拓にも力を入れている。現在、12か国に焼酎を輸出しており、新型コロナウイルスの影響で一時落ちこんだ海外市場の需要は最近、回復基調にあるそうです。

◎「CINVE 2021」日本酒、焼酎、スピリッツ部門審査結果

    

焼酎部門