先月の5月19日(日)から、武田鉄矢さん主演の「水戸黄門」毎週日曜夜(6:00-6:54、BS-TBS)がスタートしておりますが、
同作は、武田さんが2017年から主演を務めるシリーズの第二弾(全10話)。今回は武田さんの出身地でもある九州を舞台に、
黄門様ご一行が旅をしています。
前回の6月16日放送の第4話「幸福の五月幟」(しあわせのごがつのぼり)は延岡が舞台でしたが、次回の6月23日
放送の第5話「吉姫の母子芝居」は宮崎が舞台となります。
第4話「幸福の五月幟(延岡)」のあらすじ 2019年6月16日(日)放送
延岡に差しかかった水戸光圀一行は、筒引手染で有名な日向屋を訪れる。だが人の気配はなく、居合わせたやくざ者の話では、日向屋はつぶれ渡海屋が筒引手染を行っているという。不審に思った光圀がやくざ者の後を追うと、日向屋のおかみ・おまさらが襲われている現場に遭遇する。
第5話「吉姫の母子芝居(宮崎)」 2019年6月23日(日)放送
あらすじ
景清廟(*)に立ち寄った老公一行は、参拝に来ていた旅籠の女主人・おそね(伊藤かずえ)と出会う。その日の宿の世話になることにした一行だったが、合流した弥七(津田寛治)が殺しの現場に遭遇したことを報告にやってくる。殺された男は、佐土原の庄屋・大滝屋喜右衛門(清水省吾)に仕える番頭の仁兵衛(旭屋光太郎)。それを聞いたおそねは、驚きを隠せない。実はおそねは喜右衛門の娘で、無理やり妾に出されそうになったことで二十年前に家を飛び出したのだと明かす。それきりだったおそねを仁兵衛は説得にやってきたのだった。
複雑な事情をくみとった吉姫(吉本実憂)は、おそねが父に会えるように芝居を打つことを提案。おそねと一行は、佐土原に向けて出発することにしたが、道中で仁兵衛を殺したごろつきたちに襲われる。 その様子を陰から伺っていたのは大滝屋手代・儀助(田中幸士)。詩乃(篠田麻里子)の調べによると儀助は芝田屋という米問屋が送り込んだ患者だという。大滝屋の後釜を狙う芝田屋は、米の横流しを行っており、おそねを妾にしようとしていた郡奉行・木崎玄之丞(大谷亮介)ともつながっているらしく……。
(*)宮崎市下北方町の下北方町公民館の隣にあります。平景清は、平氏の武者で平家滅亡後、日向に流され、この地に居住し、死後、葬られた場所が景清廟と伝えられています。