ドキュメンタリー「銀鏡 SHIROMI」(113分)が2022年2月中旬より東京のシアター・イメージフォーラム(注1)ほか全国で順次公開されます。
それに先立ち、「東京ドキュメンタリー映画祭2021」で上映されます。
2021年12月16日(木)10:00- 、新宿ケイズシネマ(注2)にて。
銀鏡 SHIROMIのHPより
凍てつく冬の夜、太鼓と笛の音が山里から聞こえてくる。奥日向にある神楽の里、西都市銀鏡(しろみ)。夜空に瞬く星のもと、500年以上前の古より伝わる「星の神楽」を舞う人々がいる。祈りは星々に住まう神々へと届けられ、宙からこぼれた物実(モノザネ)が、やがてこの地を恵みで満たす。このドキュメンタリー映画は、日本の古層に秘められた星への祈りと星のように生きる神楽の民の物語。四季をめぐり、神楽と共に生きる村人たちの「里の暮らし」をたどりながら、夜空に瞬く星々と土地に暮らす人々とのつながりを描く。
銀鏡神楽(しろみかぐら)とは、銀鏡神社の例大祭に奉納される夜神楽のこと。その由来は500年以上前に遡るが、おそらく、いにしえより舞い継がれてきた神楽に、南北朝時代以降の熊野修験や、九州統一に力を注いでいた豪族の菊池の入山により、都や宮中で舞われていた舞を取り入れて発展してきたものと考えられる。
監督は、阪神淡路の震災を機に、狩猟採集や遊牧の暮らしに興味を持ち、モンゴルや北極圏など辺境への旅を始め、雑誌への写真と文の寄稿、テレビ番組の制作や公共施設での写真展やプログラム制作、国際文化交流プロジェクトのプロデュースなど活動が多岐にわたる赤阪友昭が務める。
(注1)所在地: 東京都渋谷区渋谷2-10-2
行き方: JR渋谷駅より徒歩8分/表参道駅より徒歩10分
(注2)所在地: 東京都新宿区新宿3-35-13 3F
行き方 : JR新宿駅東南口より徒歩3分・東口より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅A5出口より徒歩2分など