延岡弁のラジオ体操動画リリース

延岡市の方言を掛け声に取り入れた「のべおか版ラジオ体操第1」が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で9月30日から公開されています。ご当地のタレントやキャラクターを起用し、背景に市内の観光名所をちりばめた。地域色を前面に出し、笑顔と健康を届けようとしています。

「腕を前から上ん方へあげて 大きく背伸びの運動しよかねぇ~」――。耳になじみ深いリズムに乗って、素朴な響きで体操が始まります。子供から大人まで多くの人が親しみ、健康づくりに役立ててもらおうと、地元の企業や教育・医療関係者らでつくる「市健康長寿推進市民会議」(注)が作成しました。

体操するのは、延岡出身のタレント、酒井瞳さんと、郷土玩具のサルをモチーフにした「のぼるくん」、延岡名物のチキン南蛮のPRキャラクター「チキなん番長」。「丸をえがくごつまわしないょ~」「腕と脚の運動やっちみろかねぇ~」などと酒井さんの声で延岡弁のナレーションが入ります。

動画は背景に以下の5カ所が次々と映し出されます。

1.延岡駅前複合施設~encross~

2.  延岡城跡「千人殺しの石垣」

3.道の駅北方 よっちみろ屋

4.日豊海岸国定公園 須美江家族旅行村

5.延岡市北川町 鏡山牧場公園

のべおか版ラジオ体操第1(3分36秒)

(注)「市健康長寿推進市民会議」とは、延岡市では、地域医療の危機的な状態を改善するため、様々な取り組みを行ってきており、2009年(平成21年)9月には全国の市町村では初となる「延岡市の地域医療を守る条例」を制定しました。この条例では、「地域医療を守ること」だけでなく「健康長寿を目指すこと」も柱としています。

この柱の一つである「健康長寿を目指す」ために、2010年(平成22年)4月に民・官・産・学の各界29団体からなる「健康長寿推進市民会議」を設立し、市民運動により「健康長寿のまちづくり」を推進することにしました。

市民会議では、代表者会(月1回開催)を設置するなど、この「行動計画」をもとに具体的にそれぞれの組織・団体で健康づくりの取り組みを推進しています。