石段が映える寺社10選で鵜戸神宮が5位に選ばれました

2020年12月12日付日本経済新聞、NIKKEIプラス1では特徴的な石段がある全国の寺社から
専門家の協力で、存在感、景観との調和の観点から10人の専門家(フリーカメラマン、
宗教ジャーナリスト、旅行書編集部マネージャー、トラベルニュース編集長、
旅行ライター、神仏研究家など)が1~10位を選び、鵜戸神宮は5位に選ばれました。
その選定コメントは以下のとおりです。

5位 鵜戸(うど)神宮(宮崎県)海と断崖絶壁 圧巻の景観
日向灘を望む断崖にたたずむ鵜戸神宮一帯の景観は国の名勝に指定されています。
・「海辺の崖にある洞窟の中に本殿が建てられている」。
・岩場に白波が打ち付ける光景を眺めながら本殿へ降りていく石段は「海の国・日本の原風景」。
・目の前に広がる「海と断崖絶壁からの景観は圧巻」。
・色彩美も特徴で、「潮香る崖に朱色の欄干が鮮やか」。
・「海と空の青に朱色の対比がフォトジェニック」。
・海の石段に対して「寺があった場所の山の階段も雰囲気がある」。

なお、他の10選は以下のとおりです。
1位 出羽三山神社(山形県) 神仏宿る静寂と荘厳の空間
2位 金刀比羅(ことひら)宮(香川県)並ぶ店舗 長丁場楽しく
3位 長谷寺(奈良県) 四季の美映すたたずまい
4位 立石寺(りっしゃくじ)(山形県) 芭蕉も一句 格別の原風景
5位 室生寺(奈良県) お堂への一歩 別世界気分(鵜戸神宮と同じ順位)
7位 知恩院(京都市) 権力感じさせる重厚な巨石
8位 釈迦院(熊本県) 3333段との闘い 修行そのもの
9位 愛宕(あたご)神社(東京都) 出世願った故事 都会のオアシス
10位 両子寺(ふたごじ)(大分県) 仁王像と山岳信仰の息吹