米アカデミー賞パーティーに今年も宮崎牛

米ロサンゼルスで10日(日本時間11日)に授賞式が開かれた第96回アカデミー賞のアフターパーティーで、ハリウッド俳優らに振舞われた料理の食材の一つとして今年も宮崎牛が提供されました。JA宮崎経済連や県などでつくる「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が12日、発表しました。

同協議会によると、2018年の第90回から宮崎牛の提供を続けていますが、コロナ禍を除き6回目となる今回は約40キロを送り、現地の会場でトリュフをまぶしたステーキとして振る舞われました。

料理を担当した有名シェフのWolfgang Puck(ウルフギャング・パック)氏は「宮崎牛の右に出るものはなく、世界中の人々が宮崎牛のことをもっと知るべきだ」と話したそうです。

アカデミー賞で採用されたきっかけは数年前に都城市出身で、現在、「みやこんじょ大使」でロサンゼルスの映画監督の曽原三友紀(そはら・みゆき)さんがパック氏にアプローチしたことで実現したものです。

同協議会では「米国は宮崎牛の主要輸出先で、取り扱いは伸びており、さらなる魅力発信につなげたい」と期待を寄せています。