3月6日のHPにて日南市のかつお一本釣り漁業が宮崎県で初めて田野・清武地域の「干し大根と大根やぐら」と共に日本農業遺産に認定されたことをご紹介しましたが、2021年3月13日付日本経済新聞、NIKKEIプラス1の「ご当地食の旅」コーナーに日南市のかつおめしの記事が掲載されていましたので、ご紹介いたします。
長年、かつおの一本釣り水揚げ日本一を誇る日南市では2021年もすでに初かつおが揚がっていて、同市南郷町では、かつおをお茶漬けのようにして味わう「かつおめし」のフェアが3月1日~31日の日程で開催されています。
しょうゆダレのかかった新鮮なかつおを丼飯にのせ、そこにお茶やだし汁をかけて、お茶漬けにしてかきこむか、あるいは最初は漬け丼のように食べ、途中からお茶をかけて食べるのが伝統的なかつおめしだそうです。
日南市では古くから漁師が船上でさっと調理して食べた漁師めしとして、かつおめしが定着しました。特に水揚げの中心地の南郷町では一般の料理店でも出しています。店によって刺身の切り方、タレとだしの味付けは少しずつ異なるそうです。黒潮に乗って上がってくるかつおを一足早くとらえる当地では、毎年2月になると揚がり、3月から1か月間かつおめしフェアを開いています。
今は新型コロナウイルスの広がりでままなりませんが、帰省の折は是非現地を訪れてください。
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