昨年の10月27日に「⻄都市 “星の神楽”題材のドキュメンタリー「銀鏡」公開決定」とご案内しましたが、この西都市の山間地にある銀鏡神社に伝わる神楽と土地に暮らす人々を描いたドキュメンタリー映画「銀鏡 SHIROMI」の上映が2月19日からシアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区)で、3月18日からは宮崎市の宮崎キネマ館で始まっています。
銀鏡という地名は、日本書紀などに登場する女神「磐長姫(いわながひめ)」が放り投げた鏡が山中に落ち、頂上の大木に引っかかって、昼夜を分かたず四方を照らした故事に由来するとされています。
銀鏡神楽は500年以上の歴史があり、狩猟の様子を再現するなど古来の文化を受け継いでいるとされています。昭和52年(1977年)には、県内の神楽で最初に「米良神楽」の名称で国の重要無形民俗文化財に指定されています。
このドキュメンタリー映画は神楽の魅力とともに、神楽を次の世代に引き継ごうと地域を守る人たちも描いています。
公開は3月末までの予定で、状況次第で延長もあるということです。4月2日には西都市の市文化ホールでクラウドファンディングで支援した人たち向けの特別上映もあります。