丁度1年前の2021年に「知の巨人・安井息軒」と「宮崎の父・川越進」の件はお知らせしましたが、この度、県の偉人を漫画で紹介する「郷土先覚者シリーズ」の第3弾「ビタミンの父・高木兼寛」と第4弾「日本を救った外交官・小村寿太郎」が完成しました。県みやざき文化振興課の製作で、A5判32ページです。
高木兼寛(1849~1920年)は宮崎市高岡町出身で、海軍医時代、原因不明だった「脚気(かっけ)」にビタミンB1を含む麦食を導入して予防法を確立。後にビタミンの発見につながりました。
小村寿太郎(1855~1911年)は日南市出身で欧米列強との不平等条約の改定に力を注いだ外交官です。
漫画では人物像や功績などをわかりやすく紹介しています。
県内の小中高校や公立図書館など約600施設に配布した他、県のホームページや以下でもダウンロードできます。
シリーズは、さらに、22年度中に国民的歌人の若山牧水(1885~1928年)と社会事業家の石井十次(1865~1914年)の製作を予定しています。