県は１日、本格焼酎応援サイト「だれやみ」の英語版サイトDareyami Miyazaki Authentic Shochu Support Websiteを開設しました。宮崎の本格焼酎を英語圏のバイヤーらに紹介することで、さらなる輸出の拡大を図ります。
応援サイトは県産焼酎の認知度向上を目的に、２０１５年度に開設。一日の疲れを癒やすため晩酌するなどの意味がある宮崎の方言から「だれやみ」と名付けました。
英語版では、輸出を検討している３２蔵元の５０銘柄を紹介。宮崎には焼酎造りに適した良質な天然水があることや、食事にもよく合うことなどを説明し、「だれやみ」の意味も英語で解説しています。日本語版と同様に、芋や麦といった主原料や、麹（こうじ）の種類などから蔵元や商品を絞り込める機能も設けています。
焼酎の輸出額は２０１６年の約２.７億円から１９年には約３.６億円に増加しましたが、新型コロナウイルスの影響で、２０年は約２.７億円に落ち込んでいます。最大の輸出国は中国で、米国は２番目のため、県では北米をターゲットに販路を拡大したいという思惑があり、今回の英語版のサイト開設に至りました。
なお、このサイトは画像をクリックしても見ることができます。
