2022年11月5日付日本経済新聞のNIKKEIプラス1では、「コーヒー香るネオ和菓子 意外な飲み物と取り合わせ 何でもランキング」において、人気のカフェや老舗の和菓子店で、コーヒーを使った和菓子が続々発売されていて、緑茶や紅茶、お酒など様々な飲料との取り合わせを楽しめる品が多い。
コーヒーの風味を味わえるネオ和菓子を食ジャーナリストなどの専門家が選びました。
その調査の方法はコーヒーを材料に使っている全国の和菓子を対象に、専門家の助言を受けながら取り寄せ可能な商品を候補としてまず選定。試食会を開いて、専門家に「コーヒーの味や風味を生かしているか」「コーヒーをはじめとした様々な飲料と相性がよいか」といった視点で1~10位までを選んでもらい、その結果、宮崎市にある壽康庵(じゅこうあん)のカフェもっちが9位にランクインしました。その評価コメントは以下のとおりです。
『深煎りコーヒーをドリップ、小豆と混ぜたあんが特徴の大福。クリームと合わせた和洋折衷の味が調和しているとの指摘が多かった。「洋菓子のテイストやニュアンスがあり、生クリームがすんなりと収まっている」。「生地は一般的な大福より軟らかい食感で、クリームも生地に合わせたふんわり感がある」。コストパフォーマンスのよさを挙げる選者も目立った。同社は日向夏やマンゴー、抹茶など宮崎県産の食材を使った大福の開発に力を入れている。』
菓子匠 壽康庵は 松橋本店(宮崎市松橋2丁目1-30)と 船塚店( 宮崎市船塚2-1-1)の2店舗あり、
創業55年あまり、先代の社長が東京で洋菓子の修行をし「洋菓子のボストン」を立ち上げ昭和53年(1978年)、「菓子匠壽康庵」に屋号を変え和菓子を中心とした店構えで再オープンしました。今は和菓子6割、洋菓子4割です。
また、その他の順位は以下の通りです。
1位 ラテもなか(レックコーヒー)リッチで濃厚
2位 珈琲栗どら焼き(丸山珈琲) ほろ苦 口直しに
3位 珈琲まんじゅう 傍ら(御菓子処やかべ)続く余韻
4位 聖護院八ッ橋 珈琲(聖護院八ッ橋総本店) ニッキ味の後に苦み
5位 コーヒーゼリーの花ようかん(七條甘春堂) 4層の風味を五感で
6位 珈琲(東あられ本鋪) 焙煎豆の粉末をまぶす
7位 珈琲わらび餅(幸成堂) パフェのアクセントに
7位 珈琲羊羹(ダートコーヒー)ウイスキーのロックと
9位 珈琲大福 珈琲染(伊勢屋與兵衛)ジンと合わせても