令和7年1月度 一金会のご報告です

令和7年1月度 一金会  は、1月24日、コロナ禍を経て5年振りの開催となりました。40名近い方の参加で、下苙代表世話人の冒頭の挨拶から始まり、「宮崎県の近況と展望について」と題して宮崎県東京事務所長谷川武所長からご挨拶、講演を頂きました。

会場は、六本木の学校法人メイ•ウシヤマ学園です。
講演会の後は、会場の隣の7階から階下を見下ろす風景は素晴らしく夜景が綺麗な部屋での懇親会でした。

長谷川武所長はご自分の紹介、経歴で宮﨑県綾町のご出身、3回目の東京生活とのことです。

所長の熱い思い、宮崎愛に溢れた1 時間超えの熱弁に、参加者はパワープロジェクターを前に真剣に聴き入りました。

本日の話題として
1) 2024年の県政トピックス
昨年、災害が多発したこと、元日から能登半島地震、2日羽田空港の事故、8月の宮崎の日向灘地震では8億円の被害、今年の1月にも宮崎地震がありどこにいても気を付け様のないことではありますが、南海トラフ地震との関連性も引き続き警戒が必要との見解。相次ぐホテル宿泊キャンセル等24,000人で3億円の損失。
台風、竜巻で家屋の崩壊もあり昨年末もまだ避難生活されている方もいる。この時は緊急要望として激甚災害の指定を受けた。この後も宮﨑空港の不発弾爆発、線状降水帯と続いた。
観光面では、宮崎市の野球場で野球以外のイベントは初めての開催、県内外から2日間で4万人も集まり日向坂46ひなたフェスで29億円もの経済波及効果もあり潤った。東京新宿のコンネでもファンの方が訪れた。

2) 日本一挑戦プロジェクトの展開
宮崎が誇る豊かな農林水産物•食品、力強い産業創出地域経済の活性化、宮﨑づくりに向けた取り組み、宮﨑牛美味しさ日本一、アメリカ、香港、台湾、中国とまた新たに輸出も伸ばしている。スギ素材日本一、本格焼酎出荷量日本一、近海かつお一本釣の漁獲高日本一で水産、養豚、豊かな自然に恵まれ誇れる宮﨑県である。

・交通•物流ネットワークの充実
陸では、東九州自動車道、九州自動車道、他道路の普及も進められ北と南の交通手段も充実している。
海では、ドイツのクルーズ船が油津港に寄港して、カーフエリ宮﨑〜神戸港も10周年を迎える。
空では、国際定期便就航でインバウンド客誘致や定期便等が増え、韓国便も増えている。

宮崎づくりに向けた取り組みでは、
県立延岡病院に[心臓血管センターハイブリット手術室]が完成、
不登校の子ども達の為に、不登校支援拠点センター[コネクト]開所。
研修交流会、全国民生委員会などが開催されている。

宮崎の文化の更なる魅力向上に成果を上げている。
酒作りの登録がユネスコ無形文化遺産登録されましたが、更に、神楽全体の登録も目指している。国立能楽堂での神楽公演も開催。今後書道の登録、温泉文化の登録も目指している。

スポーツに於いては、
キャンプの誘致についても宮崎で合宿をすると縁起が良い、成績の良い結果が出る等として盛り上がりました。ラグビー、県人会に参加されたサーフィンの井上さん3人兄と姉妹の活躍、バレーの甲斐選手、野球の戸郷選手、柔道の永瀬選手、高山選手、県人会に参加されたボクシング永田選手、他、スケボー女子パーク、スカイ•ブラウン選手、旭化成のマラソン等も宮崎を盛り上げている。
更なる取り組みを強化し日本一の更なる高みを目指している。

日本一挑戦プロジェクトの本格展開として
日本一生み育てやすい県への挑戦
再造林率日本一への挑戦、
スポーツ環境日本一への挑戦を掲げている

3) 2027年の国スポ•障スポの開催に向けて
第81回国民スポーツ大会宮崎開催決定について宮崎では48年振り2度目の開催です。
2年後に開催される、国スポ•障スポの開催期日2027年9月26日〜10月6日
2027年10月23日〜10月25日の開催ですが、
ご自分の誕生日と重なり、楽しみな開催を絡めて2年後に思いを馳せながらお話をされました。
施設は宮崎市だけに集中ではなく、体育館は延岡市でメインアリーナが建設中で、
名称が、アスリートタウン延岡アリーナとして旭化成延岡支社がスポンサーです。

プールは、宮崎市パーソルアクアパーク宮崎で、スポンサー企業が宮崎県誘致で誘致企業であるパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社です。

陸上競技場は都城市クロキリスタジアムとして霧島酒造のスポンサーと決まりました。

成功させる為皆様からの募金、企業協賛、応援をお願いしたい。
募金に応じてふるさと納税の返礼品と同じ様な物もありますのでよろしくお願いしたい。
所長の静かな物腰、雰囲気からして、今迄接していた印象と違った感じでのお話は、楽しく、興味深く溢れる宮崎愛、思いを感じました。

4) 東京事務所の業務、取り組みについて
所長以下、2人の次長の総括次長と、企業誘致・販路開拓担当次長、他総勢21名、他研修生20名の41名で運営している。また、総務•行政•企業誘致•広報観光•流通物産の各担当に分かれそれぞれの活動をしている。

これからの東京事務所の取り組みについては、市ヶ谷の新庁舎が、2026年(令和8年)10月に完成します。
今後東京事務所は、在京宮崎県人会、郷土人会、東京ひなた混声合唱団、などの関係や交流、絆を深め宮崎の発展とより進んだ取り組みを更に進めていくことを語られました。

事務所の皆様の様々な活動、日々のご苦労、これからの方針、といろんな角度から大変詳しくお話を頂きました。
ユーモアたっぷりにお話をされ交流会も皆様と、とても和やかに過ごせて楽しい講演会でございました。

奇しくも、テレビにて大相撲初場所の千秋楽優勝豊昇龍関に、河野宮崎県知事が知事賞として宮﨑牛一頭分、みやざき旬の野菜、果実1トン分が贈られました。
全国の皆様に宮崎県をアピール出来て良かったと思いました。
皆様とご一緒に更に宮崎を全国に世界に広く広げることが出来たらと思います。

そんな中でも、知事が、全国の要職を受け全国知事地方税財政常任委員会委員長、九州地方知事会長、全国高速道路建設全国協議会会長、であり、知事とともに行政担当は国の施策、予算に対する提案、要望活動もされています。
また学生ボランティアの皆様の活動、活躍もこれから楽しみでございます。

職員の皆様は長くて3年早い方で1年で異動となり、毎年3月になるともっといて欲しいと思ってしまいます。それだけ在京宮崎県人会、郷土人会の皆さんと密着していられることだと感謝でございます。

最後に、お話になられ、前述し、開催される大会、改めて2027年9月26日〜10月6日の第81回国民スポーツ大会は、 偶然に長谷川所長の2年後還暦のお誕生日に開催とのことで、今日のお話をしっかり心に受け止めて2年後に懐かしく思い出してお祝いの言葉と、宮崎県の更なる発展を祈念申し上げたいと思います。

とても楽しい講演会、お話下さいました長谷川所長、参加下さいました皆様、誠に有り難うございました。

この後の懇親会は、
下苙世話人代表、在京宮崎県人会藤田会長の挨拶で飲み物を提供された霧島酒造、京屋酒造から代表者も参加されていて美味しい料理、焼酎を頂き、交流会が賑やかに開催され所長の周りには飲食も出来ない程、皆さんと次から次とお話をされていました。また、東京ひなた混声合唱団の黒田たまきさんが早春賦の歌をご披露され、当日出席した団員は前に並び、ふるさとの歌を、皆さんと一緒に歌って賑やかに散会致しました。

長くなりましたがここ迄読んで頂きまして誠に有り難うございました。

 

 

広報担当  藤田詔子