NHK-BS英雄たちの選択 小村寿太郎 放送のお知らせNEW 

『英雄たちの選択』は、NHK BSプレミアムで放送されている教養番組で、BSプレミアム4KおよびBSで放送されていますが、小村寿太郎候の関税自主権を取り戻せをテーマに以下の日程と内容で放送されます。

【番組概要】
歴史は「必然の物語」にあらず。歴史はあたかも原因と結果が必然だったように語られるのが常だ。だが実際は歴史上の英雄たちも様々な可能性から悩み、葛藤して一つの選択をした結果、歴史を大きく変えたのである。番組では大決断を成し遂げた英雄たちの歴史的選択を描き出す。他にどのような選択肢があったのか?なぜいくつも可能性の中からその選択をしたのか?スタジオでは各分野の専門家が、英雄が直面した複数の選択肢のメリットやリスクを検討、史実としての決断だけでなく、「もし他の選択をしていたら」を徹底検証。歴史的決断の意味を深く掘り下げていく。

【司会】:磯田道史(歴史学者)、浅田春奈(NHKアナウンサー)ほか

【放送日時予定】

      • プレミアム4K

        本放送:2025年8月21日(木)午後8時~8時59分(59分)

        再放送1回目:2025年8月25日(月)午後1時半~2時29分(59分)

        再放送2回目:2025年8月27日(水)午前8時半~9時29分(59分)

      • NHK BS

        本放送:2025年8月25日(月)午後9時~9時59分(59分)

        再放送1回目:2025年9月3日(水)午後5時~5時59分(59分)

  • 関税自主権を取り戻せ!-小村寿太郎「日本の悲願」達成への道-(仮)

  • 2025年、トランプ米国大統領の「関税外交」に世界が揺れている。対応を難しくしているのが、「関税自主権」が、自国の産業保護と対等な国際貿易を実現するため国際的に認められた独立国家の権利だからだ。 その関税自主権の獲得に国の威信をかけ挑んだのが、明治時代の日本だった。幕末、関税自主権のないまま米英仏独伊露と不平等条約を結ばされた日本は、対等な通商条約を締結し、関税自主権を回復することを国家の悲願とした。その重責を担った外務官僚の小村寿太郎は、1908年(明治41年)第二次桂太郎内閣の外相に就任、欧米各国との条約改正交渉に臨む。直面したのは、国力を背景に自由貿易を強要する覇権国家イギリス、保護貿易を行い自国の産業を守りつつ日本市場の低関税は維持したいその他列強の思惑だった。小村は同盟国イギリスから交渉を始めるも難航。日英の交渉劇は連日新聞を賑わし、世論を巻き込む外交戦争へと発展する。日本が見出した突破口とは?現代の国際社会を揺るがす関税問題。向き合うためヒントを、100年前の日本が挑んだ攻防に探る。
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