去る7月9日に「一金会」が開催されました。
場所:宮崎県東京ビル会議室(千代田区九段南4-8-2)
演題:軽自動車と共に
講師:村田浩平氏(旧鈴木自動車役員/小林市出身)
【講演内容】軽自動車の規格は過去の変遷を経て現在は排気量が660CC以下となっているが、保有・販売比率とも全自動車の3分の1に至っており、小さく運転しやすいので、女性と高齢者の生活を支える足として広く利用されている。
特に宮崎においては軽自動車の全自動車に対する販売比率は50%を超えており、地方での普及は目覚しい。
また、世界の自動車販売は中国、ロシア、ブラジル、インドのいわゆるBRICsの新興諸国が大きく伸びており、スズキでもインドが稼ぎ頭となっている状態である。
スズキでは最近の円高は大きな減益要因であるがそのためにも生き残りをかけた取り組みをおこなっており「小さな車づくり」、その結果がその日のうちに伝わる「工場監査」を始めとする徹底的なコストダウンを行っている。また、軽自動車は省資源、省エネルギー、省スペースなど地球環境にやさしくエコ・CO2対策にも役に立っている。
出席者は80人と大盛会でした。
講演の後は、いつものように同じ会場で講師を中心に故郷の焼酎を主役とした立食で懇親を深め、最後に「宮崎来んね音頭」および「故郷」を合唱して散会となりました。